ノートテイク挑戦録

 2月から働き始めて、あっという間に1ヶ月経ちました。通訳者です。

 どんな風に情報保障をしているのかを、記録もかねて紹介しようと思います。今回はノートテイクを使った面談について話しますが、また手話通訳も紹介しますね。

 その前に情報保障とかノートテイクって何?という方はこちらへ

 今は確定申告シーズンで、年1回の確定申告相談も多いですね。いつも面談前には、会計士と簡単な打ち合わせをしています。今回の相談内容を確認するのはもちろん、お客さんの情報を色々きいてから面談に臨みます。

 お客さんが来たら自己紹介と同時に、喋っている内容をパソコンに入力していることを簡単に説明。また、口の動きを見るので「マスクを外してもらえたら嬉しい」と会計士が伝えています。

 面談では、会計士と僕が横並びに座り、お客さんがテーブルを挟んで僕たちの正面に座ります。僕は基本的に喋りません。ひたすらお客さんの言葉を聞いてパソコンに入力。会計士はお客さんの口の動きを見ながら、僕がパソコンに打った文字を確認してコミュニケーションをとっています。

 文字を打つだけでなく、お客さんと会計士でうまく伝わってない様子の時は、音声と手話を使って2人の間をつなぐ時もあります。

 面談が終わると、会計士と一緒にお客さんを見送って終了。その後は面談の内容や反省を書き残したり、会計士に面談で気になったことを質問したりします。

以上、パソコンノートテイクを使った面談の流れでした。

 雰囲気やイメージが分かったでしょうか…伝わっていると嬉しいです。

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